女優・タレント。

　2000年9月、待望の妊娠が発覚。しかし、妊婦検診で子宮頚癌が発見された。妊娠継続を諦めたくなかったため、子宮を温存する手術を二度受けたが癌の残存があり、またリンパ節転移も疑われたため、同年11月21日、妊娠16週で広汎子宮全摘出手術を受けた。ただし、胎児は諦めることとなったが、卵巣は両側とも残すことができた。同年12月19日、病状報告会見を行った。

　術後、当時は国内ではまだ主流ではなかった同時化学放射線療法を受けた（※現在では標準的な選択肢の一つである） 。

　その後、アメリカで代理母により双子の男児を授かった。現在は芸能界に復帰し活躍中。

• 『16週　あなたといた幸せな時間』向井亜紀、扶桑社文庫、2002年